先日、「努力不要論」(著・中野信子)という本を読みました。
いろいろ書かれていましたが、私の頭に残ったのは「努力は報われる」の真偽についてです。
脳科学者の著者曰く、「半分本当で、半分はそうとも言えない」。
人は誰でも他人より秀でた能力を持っており、努力はそれを錆びつかせずに最大限発揮させることができる力を持っているという点では、「本当」と言える。
しかし、努力して自分に向かない能力をつけられるかと言えば、それはかなり困難であり、その意味で「努力は報われない」ということになる、という趣旨です。
例として、(かなり極端ではありますが)速く走る努力をとことんしても、ウサイン・ボルトみたいになれることは極めて難しいことを挙げていました。
それを読んで私が思ったことは、会社における従業員の配置と教育にも同じことがいえるのではないかということです。
会社は従業員の長所を見出し、適材適所の配置の上教育する、従業員は努力して自らに備わっている能力を更に磨く。
こうすることによって、会社と従業員はwin‐winの関係になれると考えます。
そう考えると、採用・人事というのはかなりの責任を伴う、しかしやりがいもある仕事ですね。
「努力不要論」サラッと読めますので、興味を持たれた方はどうぞ。