4月22日に厚労省職業安定局から、「将来を見据えたハローワークにおけるAI活用について」と題し、ハローワークでのAI活用の将来図が示されました。
◆ハローワークにおいてAIを活用して目指す姿
AI活用の方針として、「AIで職員のすべての仕事を代替するわけではなく、あくまでハローワークサービスの利便性を高めるツール」という前提のもと、以下の3点の実現を目指すとのことです。
① 利便性向上
利用者からの問合せ、初期登録や履歴書・求人票作成・添削、検索等をAIによりサポートすることで、問合せへの迅速な回答やデータ登録の負荷低減を実現し、ハローワークインターネットサービス等の利便性を向上させる。
② 利用者層拡大
窓口に行くことに対して心理的負荷が高い利用者や、子育てや既存業務で窓口へ相談に行く時間が取れない利用者、視覚/聴覚障害を有する利用者も使いやすいサービスにすることで、より幅広く多くの利用者に活用いただけるようハローワークインターネットサービス等の機能を向上させる。
③ サービス品質向上
職員がAIを活用することにより効率的なヒアリングを実施し、利用者一人ひとりのニーズに合わせた、より良い提案の提供を図る。また、AIによって事務作業をサポートして職員の業務負荷を軽減することで、職員は求職者一人ひとりに対してより丁寧な対応が可能になり、より高品質な窓口サービスの提供を実現する。
◆AI活用に向けた具体的な取組
上記①、②、③の実現のための具体的な取組方向として、ハローワークインターネットサービスの機能向上、およびハローワーク職員の資質向上を挙げています。
ハローワークインターネットサービスは月に約7,000万件のアクセスがあり、また、ハローワークは全国で求職者451万人、求人1,028万人が登録する公的機関ですから、AIの活用による影響はかなりのものがあります。
御社での求人活動にもプラスに働くことが予想されるため、今後の動向に注目していく必要があると思われます。
【厚生労働省「将来を見据えたハローワークにおけるAI活用について」】
https://www.mhlw.go.jp/content/11601100/001478507.pdf