日本商工会議所・東京商工会議所は6月4日、「中小企業の賃金改定に関する調査」集計結果を発表しました。
全国の会員企業を対象に調査したもので、従業員規模が100人以下の企業が全回答企業の84.9%を占めており、20人以下の企業についてみても同53.0%を占めています。
中小企業・小規模企業の実態を把握するのに適した調査と言えます。
◆今年度の賃上げ実施状況
「賃上げを実施(予定含む)」する中小企業は約7割、20人以下の小規模企業では約6割です。
一方で、価格転嫁の遅れや米国関税措置等で先行き不透明との声もあり、昨年に比べ、「未定」の回答が増加しています。
◆正社員の賃上げ率
正社員の賃上げ率は4.03%。昨年調査から0.41ポイント伸び、4%台になりました。
20人以下の小規模企業では3.54%で、昨年調査からの伸びは+0.20ポイントに止まっています。
都市部、地方ともに昨年以上の賃上げが進みますが、地方・小規模企業では上げ幅がより小さくなっています。
◆パート・アルバイトの賃上げ額・率
パート・アルバイトの賃上げ額は46.5円、賃上げ率は4.21%(+0.78ポイント)となっています。
一方で20人以下の小規模企業では、賃上げ額は37.4円、賃上げ率は3.30%(▲0.58ポイント)となっています。
【日本商工会議所・東京商工会議所「中小企業の賃金改定に関する調査」集計結果】
https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1206147