少し前の話になりますが、本年5月16日に年金制度改正法が成立しました。この法改正は皆様に対し、大きなインパクトを与えるものであると思い、今回取り上げた次第です(令和8年4月1日以降、段階的に施行)。
◆基本の考え方
以下の2つとなります。
①働き方や生き方、家族構成の多様化に対応する。
②現在の受給者、将来の受給者にとって、老後の生活の安定、所得保障の機能を強化する。
◆主な改正内容
・社会保険の加入対象の拡大:
中小企業の短時間労働者などが、厚生年金や健康保険に加入し、年金の増額などのメリットを受けられるようにします。
・在職老齢年金の見直し:
年金を受給しながら働く高齢者が、年金を減額されにくくなり、より多く働けるようにします。
・遺族年金の見直し:
遺族厚生年金の男女差を解消します。また、こどもが遺族基礎年金を受け取りやすくします。
・保険料や年金額の計算に使う賃金の上限の引上げ:
一定以上の月収のある方に、賃金に応じた保険料を負担いただき、現役時代の賃金に見合った年金を受け取りやすくします。
・その他の見直し:
こどもの加算などの見直し、脱退一時金の見直しを行います。iDeCoに加入できる年齢の上限引上げなど私的年金の見直しを行います。
【出典:厚労省HP】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147284_00017.html